住まいの耐震性を考えるⅢ
住まいの耐震性を考える
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マンションの玄関扉は、防火の観点から「常時閉」が原則です。マンションの玄関扉は、炎や煙から守るために定められたものです。扉に自動的に閉まるようになっていて開けっ放しにできないようになっているのはこのためです。マンションの玄関扉は、地震や災害時には大切な避難経路となります。玄関にも地震対策は必要でしょう。揺れに対して、力を受けても耐えることができる玄関の枠。建物が頑丈で倒壊せずとも、その受けた力が玄関の枠へ伝わり変形してしまっては意味がありません。玄関の枠が曲がってしまうと、扉が開かずに逃げ遅れてしまう危険性があるのです。
耐震ドアロック
防犯効果もドアロック。
以前は、チェーン式のものが主流でしたが、最近ではレバー式のものが増えています。耐震ドアロックとはレバー式のもの。玄関であっても、枠に揺れが伝わって耐えている状態であれば、ドアロックにもその力が伝わってくる可能性があります。ドアロックをかけた状態で地震がおこり、力が伝わり変形してしまった場合は、自分でドアを開けない状態にしてしまうことがおこるのです。玄関枠と耐震性が欲しいところです。
耐震丁番
玄関扉を枠に取り付ける金物を丁番といいます。ドアロックと同じ理由で、この金物が変形すると扉がずれてしまい枠とあたって開けることができなくなることもあります。
収納
建物が揺れることによって収納スペースの中のものが落下し、怪我をしたり逃げ遅れることがあります。これを防ぐのが金物が「耐震ラッチ」。地震による揺れをうけると扉にロックをかけるためのラッチは、キッチンの吊り戸棚などでみられるもの。揺れに反応するものが多いようです。揺れを感じたときは、転倒・落下の恐れがあるものの近くは避けるほうがいいでしょう。
いずれ必要になる耐震補強
個所が劣化していく建物。いずれは劣化した個所を補強する必要が生じてくるでしょう。耐震性についても同様です。弱点を補って耐震性を向上させるのです。そのためにどこが弱点であるかの確認が必要。所定の計算カリキュラムを行うことにより、具体的な弱点が見えてきて、より長持ちする、耐震性のある建物となるのです。
耐震性を考えるとき、建物の中身のみに目がいきがちかもしれません。それだけでは不十分なのです。無秩序に計画された地域では、後々の対処は困難になります。住まいであっても、街並みのひとつです。住まい・生活をつくっているという意識のもと、あらかじめ配慮の計画であることが、必要不可欠でしょう。
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