間取りⅡ

間取りを簡単に変えられる構造
建物を地震から守るために、壁の中に筋か合板が入れられます。建物の中に耐力壁を入れる量は法律で定められていて、以下のようなことでその量は変わります。建物の広さ・建物の階数・建物が、建てられる地域の積雪量・屋根の種類(重さ)耐力壁を入れる量は、屋根が重いほど、階数が増えるほど、多くなるのがおわかりいただけると思います。一戸建てにおいて将来間取りを簡単に変えられる構造にするためには、この耐力壁を入れる位置にポイントがあります。さて、どこだと思いますか?

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耐力壁を、できるだけ外側に
答えは、建物のできるだけ外側です。外側に耐力壁を入れることが、間取りを簡単に変更する際のポイントなのです。建物の外側だけで耐力壁の量を確保しておけば、壁を動かしたり、取り外したりしても耐震性に問題は生じません。間取りは自由に変更できるのです。外側の壁で強度を確保しているため、家の中の間取りは自由に変えやすいでしょう。

配管を通す空間を確保
マンションの平面図には必ず書いてあるのに、一戸建ての平面図にはあまり書いていないものがあります。一戸建てでは、パイプスペースと呼ばれるものです。可変性が大きく変わってきます。可変性に、制限がでてしまう可能性があります。一戸建ての場合、配管を通すスペースにはマンションほど大きなものは必要ありません。メンテナンスや変更を考えて、パイプスペースの広さはやや広めにしておくと良いでしょう。メンテナンスや間取りの変更をしやすくすることを考えて、図面の段階から配管を通すスペースを確保しておくことが大切になってきます。

住まいは、未完成なのです。いろいろ物事が過去から現在から未来へとつながって行くように、今住まいも、未来へとつながっていきます。住まいは、いつまでたっても未完成なのです。柔軟に対応できるよう、その時の状況をあらかじめ考えておくことが、将来にとっても良い間取り・プランへの第一歩といえるのではないでしょうか。

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