物件へのこだわり




 間取りが合わなくなってきた、不便を感じるようになった、といったときにはより快適な住まいを求め、容易に住み替えができました。売却して得たお金でローンの完済どころか、次の物件の頭金まで出ていたほどの時代のことです。数あるポイントの中でも意外と知られていない、建物の構造、防犯性、可変性についてみていきましょう。

構造にこだわってみる
「アウトフレーム」と呼ばれるマンションをご存じですか?お部屋の中にコンクリートの柱が出っ張らない工法のものです。建築費は居住者にとっては室内を有効に使いやすく、売主さんにとってもアピールしやすいというメリットがあります。新築マンションでは常識といえるくらい、一般的な工法ですね。中には、外廊下側はアウトフレームになっていない物件も。洋室は、子ども部屋にする人も多いでしょう。机やベッド、本棚が設置でとても不便 ですね。

 さらに、アウトフレームで工法のマンションも増えています。2メートルを超えるハイサッシになり開放感は向上しますが、ベランダに出て梁の形状や手すり位置、室外機やレイアウトによっては、落下してしまう危険性もので要注意。種類によっては、冷暖房の効率が下がるというデメリットもあります。構造面では、部屋の中のどこに柱があるのか、ベランダ周りは安全かの確認がポイントです。

 多様化から、マンションの防犯性能は年々向上しています。たとえ最新式の数年で陳腐化してしまうのがこの世界の悩ましいところ。たとえ過剰とも思える対策が施されていても、「この防犯設備なら安心」というものはありません。防犯対策から売主さんの物件に対する姿勢が見えてきます。最新の対策の中でも、売主側がお金をかける防犯設備と、お金をかけていない防犯設備があります。設備は、いうならば売主側が事前に申し込みを代行しているようなもの。お金をかけている設備とはいえません。お金をかけて対策してくれていると思えるものは、玄関や窓まわりの鍵、防犯ガラス、面格子、虹彩(こうさい)や指紋認証システムなどです。





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